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内装/外装

トイレの内装におすすめの壁紙の選び方

飲食店や販売業など、接客業務のある店舗を構えるなら、トイレは必要不可欠ですよね。

特に飲食店の店舗を構えるなら、トイレの整備は保健所によって必須とされています。

トイレの壁紙はトイレの印象に大きな影響を与えますので、今回は、トイレ内装におすすめの壁紙の選び方を解説します。

1.店舗のトイレにおしゃれは必要?

(1)店舗のトイレこそおしゃれが必要

おしゃれな店舗を作る場合、客席や外観ばかりに力を入れがちですが、実は重要なのがトイレ。

トイレは用を足すだけでなく、お化粧直しや身だしなみのチェックに加え、飲食店であれば飲み会の時の気分転換場所など、多くの用途があります。

つまり、客がトイレにいる時間は意外と長いのです。

そんな隠れ家的な用途を持つトイレが汚かったり落ち着けない内装だったらどうでしょうか。気分が悪くなってしまうのは当然ですよね。

そのため、ただ衛生的であればいいのではなく、実用的で落ち着ける空間であることが重要になります。

(2)壁紙でおしゃれで清潔なトイレに

壁紙というとおしゃれな内装のためのもの、というイメージがありますが、実は抗菌、消臭機能のある特殊な壁紙もあるんです。

もちろん色や模様といった見た目の部分でもいいイメージを与えられるので、清潔でストレスのない居心地のいいトイレを作るためにはこの壁紙の選び方が重要となります。

2.トイレの内装におすすめの壁紙の選び方

(1)色は落ち着いた色を選択

トイレは空間が狭く、特に大便器の周囲は圧迫感を感じやすくなっているため、圧迫感を軽減する落ち着いた色を選択するのがいいでしょう。

白やベージュの他、薄い青やピンクといった温かみのある色がおすすめです。柄をメインに据えたい場合は白と黒のモノトーンにするのもいいでしょう。

また、ドアなどに木や石素材を使用している場合は自然感の出る緑や茶色を使うのも落ち着きが出ます。少し高級感が出るので、お店のイメージとちぐはぐにならないよう気を付けましょう。

(2)柄物をうまく使って印象アップ

壁紙にはシンプルな無地のものだけでなく、柄物もあります。この柄の選び方でもトイレの印象が大きく変わってくるのです。

柄選びのポイントはあまり大きな柄を使わないこと。柄が大きい壁紙にすると面積が狭く見えてしまうので圧迫感が増してしまいます。大きいものがあると周りのものが小さく見えるという錯覚が起きるためです。

壁や天井、扉などで柄が途切れやすくなるのもマイナスポイント。せっかくの柄が生きなくなってしまいます。トイレの壁紙を柄物にする場合は小さな柄を選びましょう。

店舗の雰囲気にもよりますが、おすすめは幾何学模様の規則的なパターン柄。幾何学模様はモダンな雰囲気が高まるため、少し濃いめの色でもマッチしやすくなります。

また、木目やレンガ風の壁紙にするのもナチュラルな雰囲気が出るのでおすすめです。

(3)アクセントクロスを活用する

「アクセントクロス」とは、部屋の一部分だけに貼る色や柄の違う壁紙のことです。視覚的なアクセントをつけられるため手軽にトイレの印象を変えることができます。

壁紙は施工する面積によって値段が変わるため、アクセントクロスを採用しても値段がほとんど変わらないのもおすすめポイント。

部屋全体には使いにくい濃い色や派手な柄の壁紙もアクセントとして使う場合は強くなりすぎないので、配置しやすくなるというメリットもあります。

アクセントクロスを採用する場合に問題になるのはどの面をアクセントクロスにするか、という点です。

お客さんが座ったときに見えるように左右のどちらかに配置するか、あえて便座に座ったときに見えない背後に配置するかなど、色味や照明のバランスを見つつ映えやすい場所を探してみるといいでしょう。

悩んでしまう場合は、風水を利用して色と方角を決めるのもアリです。せっかくなら商売繁盛のためにいい配置にしておきたいですね。

(4)機能付き壁紙を選ぶ

最近人気の壁紙には消臭機能や汚れ防止機能、防カビや吸放湿機能が付いたものがあります。

光触媒や消臭剤、天然の鉱石を配合したり、ラミネートコーティングを行ったり、カビが繁殖しにくい素材を使用したりといった特殊な加工を追加することで機能性が高く衛生的なトイレを保ちやすくすることができるのです。

壁紙に追加機能がついているため少々費用は高くなりますが、快適性はぐんと上がるので、予算に余裕があるならぜひつけておきたい機能です。

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3.トイレ内装の壁紙工事の費用相場

トイレの壁紙を張り替える場合、一帖ほどの個室トイレなら20,000~40,000円程の費用でできることが多いです。

機能付き壁紙を使用する場合は5,000円前後追加でかかる、と考えておきましょう。

もちろん、複数の便器がある大型のトイレの場合はその分費用が掛かるので、まずは見積もりを取って予算と相談してみることが大切です。

まとめ

飲食店において、トイレは集客のために重要な要素です。

いくら店内の内装が凝っていてもトイレで手を抜いているのが見えてしまうと客側もいい印象を持ってくれません。

まずは壁紙からおしゃれな内装を作っていきましょう。

この記事の監修者

田原 広一(たはら こういち)

株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者

田原 広一(たはら こういち)

平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

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