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オフィスにおすすめのパーテーションの種類や導入費用

アルミパーテーション

オフィスや店舗の内装を考えるときに、部屋を仕切るためのパーテーションを必要とする方は多いと思います。

1つの空間の中に会議室や個室を作る場合に、パーテーションがあると希望の間取りを実現できるため非常に魅力的といえるでしょう。

そんな便利なパーテーションですが、設置するのにかかる費用や導入方法について疑問に思っている方も多いと思いますので、今回はその価格や導入方法についてご説明します。

パーテーションの種類

よくオフィスなどで見かけるパーテーションですが、パーテーションって種類があるの?という疑問を持っている方もいるでしょう。

パーテーションには目的や費用感によって、いくつかの種類を選ぶことができます。以下で紹介するものは一般的に使用されやすい種類になりますので参考にしていただければと思います。

(1)スチールパーテーション

スチールパーテーション

画像素材:PIXTA

①特徴

パーテーションにもいくつか種類がある中で、多くのオフィスや店舗で導入されているのは「スチールパーテーション」というものになります。

特に遮音性、防音性に優れており、会議室や休憩室など他の空間の音をシャットダウンしたい場合に適しています。

また耐震性など、安全面にも配慮されており、地震や火事を想定した作りになっているため、オフィスへの導入に最もおすすめのパーテーションです。

カラーバリエーションもそれなりに多く、オフィスのカラーに合わせて選択することができるのも魅力の一つと言えるでしょう。

②費用

パーテーションの費用感は、ランマの仕様によって変わることが多いです。

ランマ(欄間)とは天井とパーテーションの間の空間のことで、完全に空間になっている種類もあれば、ランマ部分をなくした仕様の種類もあります。

ランマが空間になっているもの(ランマオープン)は、1枚25,000~30,000円あたりが目安となります。

ランマ部分をなくしたもの(ランマクローズ)の場合は若干高くなり、1枚30,000~35,000円が目安となるでしょう。

そしてパーテーション空間の入り口部分、パーテーションドアに関しては70,000~80,000円が目安となります。ドア部分の費用を忘れないように試算するようにしましょう。

 

10名程度が入れる会議室をスチールパーテーションで作った場合の費用感は以下になります。

【必要枚数】

12枚(内ドア1枚)

30,000円×11枚+70,000=400,000円

これに搬入費などの施工費用がかかるため、おおよその費用ですが500,000万円前後を見積もる必要があります。

スチールパーテーションはかなりオフィスや会議室向けと言えますので、ご検討の際はこちらを参考にしてもらえたらと思います。

(2)アルミパーテーション

アルミパーテーション

画像素材:shutterstock

①特徴

他に一般的なパーテーションの種類として、「アルミパーテーション」がよく見られます。

「スチールパーテーション」よりも費用がかからず、設置期間も短めで済むことが多く、初期費用を抑えたいスタートアップの企業などで導入されることが多いです。

ただ、スチールパーテーションに比べ遮音性は低いです。音を遮断する必要のある会議室などにはあまりおすすめできないので、あくまで空間を仕切る目的であれば導入してもよいかと思われます。

②費用

スチールパーテーション同様、ランマ部分がオープンになっているタイプとクローズになっているタイプがあります。

ランマオープンは1枚15,000円前後、ランマクローズで1枚16,000円前後とスチールパーテーションよりも安価で導入することができます。

(3)ガラスパーテーション

ガラスパーテーション

画像素材:shutterstock

①特徴

他にオフィスを中心によく導入されるのが「ガラスパーテーション」になります。

その名の通り全体がガラスでできており、空間をスタイリッシュに演出するだけでなく、遮音性にも優れているためオフィスの会議室によく導入されています。

②費用

ガラスパーテーションは素材によって費用が変わります。

例えば、ガラスが透き通っており中の様子がすべて見える透明ガラスや、すりガラスのように中の様子がぼやけて見えるフロストガラスなどがあります。

パーテーション1枚の費用は他の種類よりも高めになっており、1枚70,000~80,000円になっています。

その他ガラスのデザインに凝っているタイプなどもあり、費用は高くてもデザイン性を重視する経営者の方には人気のパーテーションになります。

このように、パーテーションには複数の種類があり、用途やデザイン、機能性によって導入するべき種類が変わってきます。

オフィスや店舗に最適なパーテーションを選べるよう使用感をイメージしつつ検討を重ねることが大切です。

パーテーションの導入方法について

最近では通販サイトなどでパーテーションの種類を選び、Web上で見積もりをすぐに出すことができるサービスが増えています。

様々な種類のパーテーションの中から、イメージに近いデザインを選ぶことができるため、オフィスにいながらイメージしていくことが可能です。

ただオフィス内の天井や蛍光灯など、実際に導入するタイミングでサイズのミスに気付くケースもありますので、レイアウトなどの提案は業者の介して行う方が安心です。

オフィスに特化した通販サイトで、施工の提案まで一貫して行ってくれるサイトもあります。これらを活用して、自分のオフィスに合ったパーテーション導入が実現できると良いですね。

まとめ

以上、パーテーションの種類や費用、導入についてでした。

多くのオフィスではパーテーションを活用して会議室などの間取りをカスタマイズしていますが、実際に導入するときはその配置やデザインに頭を悩ませるものです。

パーテーションはサイズが決まっているものが一般的ですが、業者によっては細かくオーダーメイドできるサービスもありますので、確実にオフィスに合わせたい方にはおすすめです。

オフィスや店舗のレイアウトがより良くなるよう、最適なパーテーション選びができるよう願っています。

この記事の監修者

田原 広一(たはら こういち)

株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者

田原 広一(たはら こういち)

平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

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