2019.10.07

【飲食店向け】ダクト工事の費用相場と注意するべき点とは

内装/外装,費用/相場

ダクトとは、建物内の排気・換気をして、常に室内の空気を綺麗に保つための設備です。

特に飲食店において、ダクトは欠かせない設備の1つです。

ダクト工事の費用は、設置方法や設置場所・物件によって費用が大きく異なり、価格の幅が広いというのが特徴です。

一体、ダクト工事費は、どのくらいかかるのでしょうか?また、費用を抑える方法や依頼方法はどのようなものがあるのでしょうか?

ダクトの工事についてしっかり把握しておきましょう。

ダクト工事の費用はどれくらいかかる?

ダクト工事では、排気や換気を行う『排気・換気ダクト』、火災の際、煙を外気に排出する『排煙ダクト』、調理の際に発生する煙や油を外に排気する『厨房排気ダクト』、室内の空気を快適に保つための『空調ダクト』の4種類を取り付けます。

ダクト工事費用の相場は、20万円~300万円と価格の幅は広いです。

ダクト工事費用は、設置方法で決まるのですが、飲食店の場合は厨房ダクトがあるので、調理方法で設置する機材の種類やパワーで値段がより様々です。

ダクトの設置方法

ダクトの設置方法は、主に3種類あります。

1 壁面にダクトを通して排煙・換気を行う方法 簡単にできるダクトの設置方法で費用は比較的安く済む。

しかし、周辺をオフィスや住宅に囲まれている場合、店舗業態によっては設置が難しい場合があるので事前に内装業者に確認が必要。

2 天井に換気扇を設置して排煙・換気を行う方法 飲食店の厨房やトイレに良く利用される方法。

穴を空けられる天井であればどこでも設置可能で、排気場所も自由に選ぶことができる。

3 屋上までダクトを通して排煙・換気を行う方法 ビルなどの高い建物によく用いられる方法。

特に5階以上の建物の場合、外部に取り付ける室外機は基本的に屋上に設置しなければならないため、建物の屋上までダクトを引き延ばす必要がある。

屋上までダクトを通して排煙・換気を行うことで、煙や臭いが多い店舗であっても周囲に迷惑をかけることが少なくなるが、ダクトを屋上まで上げる作業が大掛かりなため費用が高くなる。

屋上までの階数によってダクト設置費用が異なり、建物が1階あがるごとに20万円程費用が増える。

加えて、ダクトを屋上まで伸ばすための作業に足場の設置・ダクトを外壁に固定したり補強したりする作業・電気工事などの費用が加わり総額100~数百万円ほどかかることが多い。

ダクト工事の費用を抑えたいのなら、どの物件を選ぶべきか考えてみよう!

ダクト工事の費用が掛かってしまう理由の多くは、新築物件いわゆるスケルトン物件を選んだ場合です。

新しくて何もない物件の工事はダクトだけに限らず、什器など他の内装工事の費用も掛かります。

特に、中華料理店や焼き肉店など煙や油、臭いの出るお店の内装工事費は高額です。

そこで、費用を抑えるために居抜き物件を利用するのです。

特に、同業種の居抜き物件を借りることをオススメします。

同業種の居抜き物件を利用すれば、設備をそのまま利用できるので、初期費用は一切掛かりません。

ですが、居抜き物件にある機材などは全て中古品なので、故障や不具合がないかあらかじめ確認をしましょう。

ダクトが汚れているだけであれば掃除で済みますが、どこか不具合が生じていたり、故障している場合はメンテナンスをしなければなりません。

メンテナンスをする場合、別途でメンテナンス料が発生します。

店舗の居抜き物件を専門にしている業者やwebサイトはたくさんあります。

居抜き物件を探す際には、飲食店でも業態の違う居抜き物件(中華料理店を出店するのに借りる物件は、ケーキ屋の居抜き物件など)を選んでしまわないようにしてください。

ダクトの容量やパワーが足りない場合は、ダクトの工事をし直さなければなりません。

専門業者に見積もり依頼をする際の注意点

ダクト設備は、物件の大きさや立地、状態により、設置の仕方はもちろん機材など大きく異なります。

また、ダクトは長く利用する物なので、ダクト工事は出来るだけしっかりとしてもらう必要があります。

ですので、まず複数社の専門業者に相談して見積もりを出してもらって比較をしましょう。

見積もりの際に提示される費用も大切ですが、各業者のサービス面に着目してみてください。

中には、飲食店のダクト工事をやった経験があまりない、不得意な業者もいます。

そのような業者に依頼をしてしまうと、工事が上手く出来ずに開店後のダクトの不具合などもトラブルが発生にもなります。

どのような施工をしてくれて、どこまで保証をしてくれるのか。

もし、ダクトが工事後に不具合を起こしてしまった場合、業者はどこまでアフターサービスをしてくれるのか等、もきちんと見比べましょう。

どの業者が効率よく、妥当な金額で工事を行ってくれるのか、複数社に相談依頼して、聞き比べと見比べをすることはとても大切です。

専門業者は、どのようにして探す?

専門業者を探す手段も様々です。友人や知人から、専門業者の紹介を受けたり、内装業者やデザイン業者を介して見つけ出すこともできます。

インターネットから自力で探すこともできます。

見積もり依頼だけなら無料で引き受けてくれるところが多いので、色々な業者に声をかけてみましょう。

まとめ

ダクト工事の費用は、店舗業態や設置の仕方によって大きく異なります。

内装工事は、全て現金払いになのであらかじめどのくらいの金額がかかるのか知っておくことはとても大切です。

ある程度の費用相場を知った上で、専門業者と話し合いをしましょう。

専門業者に依頼する場合は、複数業者に見積もりを依頼してサービス面を意識することが大切です。

また、居抜き物件の場合は、事前に機材の状態やメンテナンスにかかる費用を確認しておきましょう。