こども食堂を開く前に知っておくべき3つのポイント | 開業支援の相談なら「開業支援ガイド」

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こども食堂を開く前に知っておくべき3つのポイント

こども食堂を始めたいと考えている人の中には、どういうポイントがあるのかを知りたい人もいますよね。今回の記事では、こども食堂を始める前に知っておくべきポイントを解説します。

こども食堂とは?

こども食堂とは、無償または低料金で子供に向けて食事を提供する、地域民や自治体が主導する食事の場のことです。

たとえば、公民館を借りて月2回程度行う場合があります。毎日無償で食事を提供するのは資金が必要になりますが、月に2回程度の開催であれば、地域の余剰食品、ボランティア、助成金を駆使すれば、運営ができる可能性があります。

【ポイント1】自分が生活に困っていないことが大前提

こども食堂を行うには、お金だけでなく時間も必要となります。

こども食堂に興味のあるあなたがフルタイムで働き、さらに幼い子供達もいる状態なのであれば、運営するのは難しいと言えるでしょう。子供がすでに独り立ちして、自分の時間も多いにあるといった場合であれば、子ども食堂の立ち上げを検討できるかもしれません。

【ポイント2】自分以外の賛同者を集める

こども食堂の運営を行うには、賛同者を集められるといいでしょう。

資金的にも、運営上においても、こども食堂を一人で続けていくのは難しい傾向があります。

【ポイント3】計画を立て、最初は小規模からスタート

こども食堂を始めたいと思った場合は、まずは計画をたてることからスタートします。

【こども食堂計画に盛り込む計画内容】

  • いつから始めたいのか
  • どこの場所を使うのか
  • こども食堂の運営者とその担当を決める
  • 場所を借りるための契約と資金はどうするのか
  • 必要な備品は何か
  • 必要なメニューは誰が作るのか
  • メニューを作るための食材はどこから調達すればいいのか
  • 予約は必要にするか
  • 後片付けは誰がやるのか
  • 食事の時のボランティアスタッフをどう募るのか

運営スタッフとして、保育士や栄養士や児童館の職員の経験者がいれば、サポートを期待できる場合があります。

まとめ

こども食堂に関しては、自治体によって助成金や補助金が出る場合があります。助成金や補助金に興味のある人は、自治体に問い合わせて確認してみてください。

この記事の監修者

田原 広一(たはら こういち)

株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者

田原 広一(たはら こういち)

平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

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