2020.01.09

パーソナルトレーニングジムの内装費用を抑えるポイント

内装/外装

以前はパーソナルトレーニングと言えば富裕層や芸能関係者が通うものというイメージでしたが、あのCMでお馴染みのジムが出てきてからパーソナルトレーニングジムに通うということが身近になってきています。

パーソナルトレーニングの需要が増えている為、ジムを開業するトレーナーの方も増加しています。

そこで、ここではジム開業の内装費用を抑えるためのポイントを中心に解説していきます!

内装以外もある!パーソナルトレーニングジムを開業するために必要なもの

パーソナルトレーニングジムを開業するにあたり、必要な費用は主に以下の3つです。

  • 物件取得
  • 器具購入
  • 内装

物件取得

パーソナルトレーニングジムを開業するにあたり、まずはトレーニングするための場所がないと始まりません。

パーソナルトレーニングジムは店舗用物件だけでなく、商用利用可能なマンションなどの賃貸物件で始めることもできます。

そのため、店舗用物件にはある「保証金」や「6~12か月分の敷金」などがなく、物件取得費を少なくすることも可能です。

物件の状況によって内装にかかる費用も変わってくるので一概には言えませんが、小規模で始めるのであればマンション賃貸で初期費用を抑えるのはおすすめです。

<店舗用物件の場合>

項目 費用の相場
保証金(敷金) 賃料の6~12か月分程度
礼金 賃料の0~2か月分程度
仲介手数料 賃料の1か月分以内
造作譲渡料 居抜き物件を取得する場合に発生する費用のこと

物件によって差があり、造作無償(0円)のものから1000万円以上するものまでさまざま

前家賃 契約日から翌月分までの賃料が一般的

 

 

例)都内で駅近10坪程度の物件の場合:家賃相場20万円程度

敷金なし+保証金10か月+礼金2か月+仲介手数料1か月+前家賃1か月

=280万円

(造作譲渡費用は含めておりません)

 

<商業利用可能なマンションの場合>

項目 費用の相場
敷金 賃料の1~2か月分程度
礼金 賃料の0~2か月分程度
仲介手数料 賃料の1か月分以内
前家賃 契約日から翌月分までの賃料が一般的

 

 

例)都内で駅近10坪程度の物件の場合:家賃相場15万円程度

敷金2か月+礼金2か月+仲介手数料1か月

=75万円

 

あくまで例ですので実際の金額とは異なりますが、店舗用物件から商業利用可能マンションに変えるだけで、約200万円初期費用を抑えることが出来ます。

ただし、商業利用と記載があっても事業内容によって審査が通らない場合もあります。

マンションの場合、不特定多数の方が頻繁に出入りすることは嫌がられる傾向があります。

マンションをジムとして借りる場合、以下の点について答えられるように準備しておきましょう。

 

①1日の来客数

前述のとおり、不特定多数の方が頻繁に出入りすることは嫌がられる傾向があります。

多くても1日5名程度までが限界でしょう。

かなりの小規模で1日数名の来客であれば借りることができるかもしれませんが、安定した収益を得るためにはそれなりの来客数は確保する必要があります。

 

②トレーニング中の音はどの程度発生するか

トレーニングと言っても音のでるものから出ないものまで様々な種類があります。大きな声を出したり、ダンベルなどの器具を落としたりすることで大きな音が出るのではないかというイメージをもったオーナーや不動産会社の方もいらっしゃいます。

どの程度の音が出るのかは事前に説明できるようにしておきましょう。

 

③運動器具の搬入ルートが確保できるか

通常のマンションのドアは横幅が70~80センチほどですので、組み立て式ではない運動器具の場合搬入ができない可能性もあります。

どのような器具を搬入予定で、重さや大きさはどれくらなのか説明できる資料を準備しておきましょう。

 

④看板を設置するか

基本的に、マンションでの集客用の看板設置はできないと考えておいた方が良いです。

玄関ドアにサインを貼ったり、共有部に小さめの置き看板を置きたいなどの希望があれば、どれくらいのサイズのものなのかを説明できるよう準備しておきましょう。

 

マンションの場合、内装工事はできないことが多いです。

初期費用だけにとらわれずに、どのような店舗にしたいか、事業を大きくしていくためにはどのようにするかを事前に考えて店舗用物件と商業利用可能マンションにするかを選定しましょう。

て、店舗用物件か商業利用可能マンションにするか選定しましょう。

 

器具購入

物件が決まったら、次はトレーニングに使う器具や機材の購入です。

パーソナルジムを開業する際、どんなトレーニングマシンを導入するかはよく考えておきたい点です。

ボディービルダー育成のためのジム、ダイエットやシェイプアップを目的としているジムなどジムのスタイルによってマシン選びは様々です。

どのようなジムにおいても最低限必要となるおすすめのトレーニングマシンは以下のとおりです。

  • パワーラック:40万円~
  • スミスマシン:50万円~
  • アジャスタブルベンチ:20万円~

トレーニングマシンはピンからキリまで。ネットショップなどを利用すれば数万円で購入できるものもありますが、高いものは100万円程度するものもあります。

どこまでの機能が必要かよく考え、集客が安定したらグレードが高いものを購入するなど規模に合わせたマシン選びをしましょう。

またマシン以外にもストレッチマットやストレッチポール等の小物も必要になってくるためその費用も考えておいたほうが良いでしょう。

内装

最後にかかってくるのが内装費です。

内装はどこまでこだわるか、取得した物件によって不足している設備があればそちらを補填する工事が入るため思わぬ費用が掛かってきます。

内装費用の項目には下記のようなものがあります。

仮設工事 養生や発生材処分、引き渡しクリーニングの費用
解体工事 居抜き物件であればクロスはがしや、壁の解体など

(スケルトンであればほとんど発生しません)

木工事 受付カウンターや事務所スペースの作成費用
内装仕上げ工事 壁や天井の塗装やクロス貼り費用
建具工事 扉関係の工事費用はこちらの項目に入ります

(トイレドアや玄関ドア等)

家具工事 その場に合ったオリジナルサイズの収納棚等の作成費用
電気工事

水道工事

ガス工事

インフラ系工事費用

スケルトン物件の場合電気水道ガスが物件まで通ってきているか事前に確認するとよいでしょう。

スケルトン物件であれば解体工事等費用は抑えられます。

一方、居抜き物件の場合にはすでに電気やガスが通っていることが多いので、電気工事や水道工事などの費用を抑えることが出来るでしょう。

そのため、内装費用を抑えるためには物件選びが重要になってきます。

また、木工事に挙げた受付カウンターも必要かどうか考える必要があります。

こだわってオリジナルデザインで作成するとカウンターだけでもデザイン費用を含め100万円近くかかる可能性もあるでしょう。

小規模でのスタートであれば受付カウンターなしで事業を開始することも十分に可能です。

具体的に、パーソナルトレーニングジムの内装でかかる費用としては、壁や天井の塗装クロス貼り・床のタイルカーペットや耐荷重量対策補強・シャワーブースの設置・受付カウンターの作成などがあります。

物件取得の際に、例に挙げた広さ10坪程度の物件であれば内装費用は少なくとも300万円程度かかると想定しておくとよいでしょう。

壁面塗装や床補強にはそこまで費用は掛かりませんが、シャワーブースの設置で本体代+床上げが必要になる場合もあるため予算を多めに見積もっておくと安心です。

内装費用を抑えるには物件選びが重要!

先述のように内装費用を抑えるためにはまず物件選びが重要になってきます。

物件取得の初期費用を抑えるにはマンション型がおすすめとお伝えしましたが、導入したい設備によっては店舗用物件を選ぶほうが内装費用は抑えることが出来ます。

居抜き物件かスケルトンか

居抜き物件とは、設備や什器備品、家具などがついたままで賃貸借されることです。

飲食店や店舗に多く見られますが、パーソナルトレーニングジムの居抜き物件は少ないです。

一方スケルトン物件とは、簡単に言うとコンクリート打ちっぱなしの状態です。

店舗内の床や壁、天井や内装などが何もない建物の躯体だけの状況を指します。

スケルトン物件の中でもトイレ設備だけ残してあったり、以前の店舗で引いた電気配線だけ残してあったりするものもあるので、どこまでスケルトンなのかも確認するとよいでしょう。

ほぼ内装を変えず壁紙を張り替えるだけ、クリーニングを入れるだけであれば居抜き物件がおすすめです。

自分の中の理想の店舗を作り上げたいのであれば、解体費用がかかりますので居抜きよりもスケルトンの方がコストを抑えることが出来ます。

ガスの容量は足りているか

ジムを開業するにあたり費用が掛かってくるのが「ガス工事」です。

小規模でシャワーブースは必要なし!であれば問題ないのですが、シャワーブースを設置する場合にはガスの容量を確認する必要があります。

ガスの容量が足りない場合、別途工事が必要になるため高額の費用がかかってしまいます。

ガス工事が出来ない場合もあるためその際は物件を探し直さなければいけません。

ガス給湯器には号数と呼ばれる給湯能力を表す数値によっていくつかの種類に分けられます。シャワーブースだけでなくお湯を使う場面もあるかと思いますので、少なくとも16号以上の給湯器が設置されているか確認しましょう。

給湯器の号数は給湯器の品番から確認可能です。

〇給湯能力

号数 目安
10号 1箇所での給湯用
16号 冬場の2箇所同時給湯には容量不足
20号 2箇所同時使用も可能ですが、年に数回は容量不足を感じることも
24号 2箇所で同時に給湯をしても問題なく利用できる
32号 キッチン、シャワー、洗面所3箇所での同時使用が可能

導入したいシャワーブースでどのくらいのガス容量が必要かもあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

トイレ以外の排水溝があるか

排水溝の数は物件によって決まっています。増設はできないため、トイレ以外に排水溝がない場合、シャワーブースの設置はできません。

シャワーブースを設置したい場合は排水溝の数も確認しておくとよいでしょう。

給湯器が二か所設置できるか

規模にもよりますが、男女でシャワーブースを分けたい場合やトレーニング人数が多い場合はシャワーブースを2台設置したいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

シャワーブースを2台設置する場合、給湯器が2か所設置できるか確認が必要となります。

エアコンがついているか

居抜き物件の場合であればあまり心配はないですが、スケルトンの場合エアコンはついていないのでエアコンの費用も予算に入れておく必要があります。

本体代金に加え設置費もかかるため、少なくとも50万円程度は考えておいたほうがよいでしょう。

特に業務用エアコンは高額のため初期費用を抑えるのであればリースにするのもおすすめです。

天井高は十分に足りているか

導入するマシンにもよりますが、天井高が十分にない場合マシンが使えないケースがあります。天井高は余裕をもって2.4m以上の場所を探すとよいでしょう。

耐床荷重は十分か

トレーニングジムを開業する場合、マシンを導入することが大半です。

通常のテナントビルのケースでは耐床荷重は1平方メートルあたり300kgが基本です。耐床重量が十分に足りていないと床がマシンに耐えられずに損傷してしまうこともあります。

耐床重量を超えてしまう場合レイアウトの変更も出てきてしまうので、不動産屋や施工会社とマシンの重量、レイアウトも相談しながら進めていくと安心です。

内装にどこまでこだわるか

せっかく開業するなら内装にもこだわりたいところですよね。

しかし、予算にも限りがあると思うので最初の開業は自分でDIYをするなどして工夫をして数十万円で収める方もいらっしゃいます。

しっかりと内装業者を入れる場合には、それなりの費用が掛かりますが、先ほどのポイントを抑えた物件選びをすることで費用は抑えることも可能です。

 

ソラボでは、内装業者探しでお困りの方の無料相談が可能です。お客様のご希望(店の広さやどのようなジムにしたいか)をヒアリングしたうえで、最適な内装業者のご提案をさせていただきます。

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まとめ

開業には、店舗用物件の取得費(約300万円)+内装費用(約300万円)+トレーニング機器(約150万円)の少なくとも750万円程度の準備が必要です。

パーソナルトレーニングジムの経営していく上では他にも様々な費用が発生します。

開業後集客が思うようにいかず、運転資金がかさんでしまうことも考えられます。そのため手持ち資金は多いに越したことはありません。

ですので、内装に関しては費用を抑えるためにも2に記載したポイントを押さえた物件探しをするとよいでしょう。

ソラボでは物件探しのお手伝いも無料でサポートしております。物件探しから内装業者の手配まで気になることがあればお気軽にご相談ください。

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