2022/3/31
2022/04/04
レストラン内装のレイアウトと業種別のおしゃれなデザイン例をご紹介
レストランの内装に取り入れたいおしゃれなデザインや、レイアウトで注意すべき点、内装工事にかかる費用をご紹介します。
レストランを開業する時に物件選びと並んで悩むのが、内装のデザインやレイアウトです。レストランの店舗の内装デザインは、集客にも影響する大切な要素です。コツやポイントをおさえて、おしゃれな空間にしましょう。
Contents
レストランの内装のレイアウトはキッチンで決まる
レストランのレイアウトには大きく2つ「オープンキッチン」と「クローズドキッチン」でわけられます。それぞれのキッチンの特徴と選び方、内装のデザインに取り入れたいコツや機能性について詳しくご紹介します。
オープンキッチンとクローズドキッチンのどちらを選ぶべきか?
レストランのレイアウトは「オープンキッチン」を選ぶか、「クローズドキッチン」を選ぶかで決まると言っても過言ではありません。
厨房を開放的にした「オープンキッチン」では、客席で調理中の香りや音を感じることができ、料理の待ち時間もお客様に楽しんでいただけます。厨房から直接、料理を提供できるため、ホールスタッフのオペレーションの簡易化が期待できます。
オープンキッチンは比較的狭い物件でも導入できるため、日本料理店やイタリアンレストラン、フレンチレストランなど幅広い業種で取り入れられています。
一方、厨房の細部がお客様に見えるので、ディスプレイや衛生面、音の問題には配慮が必要です。
厨房と客席が分かれている「クローズドキッチン」は厨房では必要な明るさを保て、客席は雰囲気を重視した照明を使用できます。
クローズドキッチンは規模の大きいレストランによくみられます。客席側が調理の音を気にすることなく、調理スタッフは集中して調理できます。
一方、厨房とホールのスタッフの連携が必要で、配膳や片付けも手間がかかります。
オープンキッチンを採用したレストランのレイアウト例
オープンキッチンを採用している店舗です。

画像素材:PIXTA
オープンキッチンは厨房の活気が伝わるレイアウトです。向かって正面は大きく開いており、デシャップやドリンクづくりの場所に使われます。キッチンで調理をしながらホールが見えるよう、コンロは正面に向かって2口以上を配置します。
コンロの背面は、ざるやボールなどの調理器具や食材を入れるためのステンレスウォールシェルフを取り付けましょう。
クローズドキッチンを採用したレストランのレイアウト例
クローズドキッチンを採用している店舗です。

画像素材:PIXTA
クローズドキッチンの場合、中央に作業台または調理台があり、周りを取り囲むようにコンロと製氷機と作業台を複数設置します。天井から吊り下げたウォールシェルフに、食品や調味料のストックや鍋などの調理器具を収納できます。
クローズドキッチンでは厨房と客席がしっかり分かれています。厨房はしっかりとした明るさを保て、客席にはコンセプトに沿った雰囲気を作り上げることができるレイアウトです。
内装制限に注意して壁材・床材の機能美を追求しよう
レストランの内装には制限があります。火事が起きたとき、安全に避難をするために建築基準法で定められたものです。
内装制限に注意し、おしゃれさだけでなく、働きやすさなどの機能性を取り入れましょう。
1.内装制限とは
内装制限とは建築基準法で定められたもので、火事が発生したときに内装が激しく燃えて火災が拡大させない、内部にいる人間の避難を妨げないための守るべきルールです。
燃えにくさによって等級が変わる「難燃」・「準不燃」・「不燃」の内装材を、場所に応じて使用する必要があります。
一般的な飲食店であるレストランであれば、次の内装制限を守る必要があります。
調理室など火を使う部屋
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店舗内
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通路や階段
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その他の条件によって内装制限が変わる可能性があります。
内装制限については関連記事をご参照ください。
2.機能的な内装材を生かす
機能性のある内装材を使うことで、お客様やスタッフが安心して快適な店内で過ごせます。どんな機能があるか知り、活用しましょう。
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においが気になるトイレには消臭・抗菌の機能のある壁紙、衛生面が気になる厨房には抗菌・防カビの壁紙や掃除のしやすい汚れ防止の壁紙を使うと、衛生的な環境を保つことができます。
その他にも壁の種類については関連記事をご参照ください。
3.働きやすいレイアウトを追及する
レストランの店舗レイアウトは、お客様が移動しやすく、スタッフが働きやすい導線の確保が重要です。店舗設計には導線を考えて行いましょう。
導線にはお客様が動く「客導線」と、スタッフが動く「スタッフ導線」の2つがあります。この2つの導線が交差する部分をできるだけ減らしましょう。
また、スタッフ導線を短く設計することで、オペレーションを効率的にできます。
新しい生活様式を意識して人の導線と空気の流れに配慮しよう
レストランでは、衛生環境を整えることが重要です。換気を行い、店内の空気を循環させるために大切なポイントをご紹介します。
換気の設備の場所を確認し、空気の流れを妨げない
テナント物件の店舗であれば、建築基準法で定められた換気設備が設置されているため、基本的には建物内は空気の流れができるように設計されています。
まずは店舗の換気の設備を確認し、流れを妨げるものがないか、近くに不用意なものを置かないようにチェックしましょう。
定期的なメンテナンスを行う
換気扇のダクトには必ずフィルターがついています。このフィルターが目詰まりを起こすと、換気能力が低下するので、定期的にメンテナンスを行いましょう。
パーテーションをつけるときにも空気の通り道をつくる
衛生面から、パーテンションをつけ、個室のように区切る飲食店は増えました。
ただし、パーテーションで上から下まできっちり覆ってしまうと、うまく換気ができないため、一般的にはパーテーションは下の部分は開け、上に排気口をつけ、空気の通り道を作ります。
なお、パーテーションなどの設置によって店内の空気の流れが変わる場合、元々の設計で想定されていた流れとは異なるものになるため、新たに換気を促す装置など設置する必要が出てくる可能性があるので、注意が必要です。
レストランの内装をおしゃれなデザインにするには?
レストランのおしゃれな内装は、リラックスできる空間や洗練された空間など、コンセプトに沿った「空間」を作り上げることで、顧客満足度の向上につながります。
コンセプトとターゲットを設定してから内装を決めよう
お店の内装を決めようと思った時にはまずコンセプトを明確にすることをおすすめします。
コンセプトとしてお店を運営するうえで、一本揺らぐことのない軸があることで、お客様への接客やサービス、そして内装に至るまで一つの目標に向かって決めることができます。
コンセプトを決めるときは、まずターゲットとなる顧客像を設定しましょう。ターゲットを決めることで、お客様がお店に何を求めているのかを、客観的に考える機会になり、そこから内装も決めやすくなります。
例えば、インテリアは好きなものを選んでいくと、雑然とした空間になってしまうことがあります。レストランの店舗のインテリアに統一性を持たせておしゃれな空間を作りましょう。
お店のコンセプトに沿って統一感をもたせる
内装材の色を決めるときはベースカラー、サブカラー、アクセントカラーと3色までに抑えます。
ベースカラーとサブカラーに似た色を使うことで統一感を持たせられます。
壁、床、照明、テーブルなどをそれぞれの単体で考えるのではなく、全体を通してみることで、バランスを整えましょう。
機能性にこだわる
内装材のなかには、消臭効果や、キズに強いものなどの機能性の付加価値がついたものがあります。一方、水に弱いものや、汚れ掃除に向かないものもあります。
素材の機能も考慮し、適した場所に適した内装材を使用し、インテリアを配置しましょう。
おしゃれなレストランにする照明選び
レストランの照明選びによって、料理をおいしく見せ、店内の雰囲気を変えられます。
照明は、光の強さや色によって効果が変わります。おしゃれなレストランにするための照明や電球を選び方のポイントをご説明します。
食材に合う色の照明を取り入れる
レストランの目指す空間や、扱う食材によって、照明の最適な色味が変わります。
例えば、肉などの赤い食材には、赤い光を当てると新鮮に見せられます。野菜や魚には少し白みを加えた色を当てるとみずみずしく、表面のツヤを引き出せます。
色の再現度(演色性)を高める
自然光で見た時と比較し、自然で美しく見える、色の再現度(演色性)が高い電球を選ぶことで料理がよりよく見えます。
場所によって照明を変える
スポットライトのように少ない範囲に光を当てると、光の映り込みでツヤが出て、食材や料理をおいしそうに見せられます。また、テーブルの上に光の範囲が狭く照明を絞ると、料理を美しく見せられます。
一方、広い範囲にあてる光は印象をマイルドにする効果があります。
狭いく絞った照明と広い範囲にあてる照明と組み合わせ、レストランを効果的に演出しましょう。
さまざまな種類がある照明を、レストランのコンセプトにあわせて決めましょう。
シーリングライト | 天井に直接つける照明です。広い範囲を照らすことができ、まんべんなく優しい光が魅力的です。 |
ペンダントライト | 天井から吊り下げるタイプのライトです。位置が低く目につきやすいので、インテリアとしてもアクセントとなり、雰囲気を作ることができます。光の範囲が狭いので、料理を主役に引き立たせることができます。 |
スポットライト | ピンポイントで光を当てることが可能なため、目立たせたい場所などに使用します。メニューや看板など、目についてほしいものに使うと存在感が増します。 |
ダウンライト | 照明部分が天井に埋め込まれているものです。デザイン性もあり、天井をすっきりとみせることができます。 |
レストランの業種別の内装デザイン例
ここからはレストランの業種別にどのような店舗内装のデザインがあるか見ていきましょう。
イタリアンレストラン
イタリアンレストランにはカジュアルなトラットリア(Trattoria)、高級なリストランテ(Ristorante)、ピザの専門店(Pizzeria)など多くのスタイルがあります。
ナチュラルな木の色で温かみを演出するデザイン

画像素材:PIXTA
ナチュラルな木材を使って壁と床の内装を仕上げると、イタリアンレストランの温かな雰囲気や家庭料理の雰囲気を表現できます。照明もアンティークの1950年代もの照明器具を使うと、内装全体に統一感が出ます。
レンガ調のスタイリッシュなデザイン

画像素材:PIXTA
壁にレンガの壁材を使用すると、オシャレでな雰囲気になります。
内装の壁すべてをレンガにするのではなく、客席から目立つ壁のみをレンガにすることで、異素材ミックスで洗練されたスタイリッシュさも演出できます。
白基調のスタイリッシュデザイン

画像素材:PIXTA
イタリアンレストランには、トマトやバジルなど原色が映えるメニューも多いため、白い内装は料理をより美味しく際立たせます。
天井・壁・床を白で統一することで、洗練されたイタリアンレストランのイメージが演出できます。白を基調としながらも内装のキーとなるアクセントカラーを盛り込むのも印象的な内装になります。
フレンチレストラン
フランスレストランにも、アルコール類を多くそろえているブラッスリー(Brasserie)や、家庭的なビストロ(Bistro)、高級なグランメゾン(grand Maison)などの種類があります。
宮殿のような華やかさのあるデザイン

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華やかなイメージのフレンチには、豪華で宮殿を思わせる内装がぴったりです。
宮殿のような内装にするには、高い天井と大空間が必要です。天井の中央にはラグジュアリーなシャンデリアを吊るし、自然光が降り注ぐ大きな窓、純白の天井や壁にレリーフがおすすめです。
シックで洗練されたデザイン

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フランス料理には、シックな内装も合います。
天井からシーリングライトを吊るすと、おしゃれで都会的なイメージの内装になります。床材はストーン加工を施したグレー系、ダイニングセットの木材と合わせれば、シンプルな中にも自然を感じる洗練されたムードを感じる内装になります。
フランスの田舎風の雰囲気漂う優しいデザイン

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ビストロで家庭料理を扱うフレンチレストランなら、赤と白を基調とした家庭的な雰囲気もおすすめです。
ビストロと言えば、赤と白のギンガムチェックのファブリック。通りに面した壁はガラス材による窓枠にすれば、昼は自然光をたっぷりと、夜は店内がよく見えるので、集客しやすい内装兼外装の役割を担います。
中華料理屋
中華料理屋は全体に赤を取り入れることが多いです。中華風の豪華な照明や、提灯で装飾されるなど、縁起の良さを感じるデザインです。
提灯を飾った赤が基調のデザイン

画像素材:PIXTA
中華料理店には「赤」×「黒」の色合いで内装を仕上げる店が多く、提灯も赤い差し色を取り入れるのにぴったりです。提灯をかわいらしく吊り下げるため、柱を床から立ててパーテーションのように組み立てています。
黄色をアクセントにした落ち着いた雰囲気のデザイン

画像素材:PIXTA
中国では赤や黒と同じく、金色や黄色も縁起のよい色として親しまれています。内装を落ち着かせるには、中国のアンティーク風の絵画を飾るのもよいでしょう。
中華料理店と言えば、丸いターンテーブルですが、最近では大皿を控える社会的ムードが高まっているため、椅子の配置や店内のレイアウトには気を配る必要があります。
日本料理屋
日本料理屋でも、割烹料理屋から、大衆料理、すし屋など業態によってデザインは大きく変わってきますが、全体的な傾向として木の素材を生かしたナチュラルなデザインが選ばれます。
シンプルかつ高級感のある和モダンのデザイン

画像素材:PIXTA
白い塗り壁に、和のインテリアを用意してライティングするだけで、シンプルで高級感のある「和モダン」が演出できます。
壁と同じ色のロールスクリーンそのものと、吊るす木材の枠も印象的で、空間を自由に区切れる実用的なインテリアとなっています。
シンプルで親しみやすい和風デザイン

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窓には障子、天井からは和紙を使ったペンダントライトを使用し、全体的に「和」の雰囲気で統一されている内装です。
天井近くに設置した小窓も、木枠に格子をつけ、和風でありつつ親しみやすいシンプルな雰囲気を演出しています。
カウンターメインの大衆的なデザイン

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定食や立ち食いそばなど、大衆的な店を目指すなら、カウンターをメインとした店内内装が人気です。
大衆的な日本料理屋は、利用客の滞在時間が短めなので、料理提供をする動線を意識してテーブルと厨房のレイアウトをつくります。ビールグラスや小皿など、すぐに出す小物はキッチンではなく客席付近に棚を設置して収納すると、便利です。
レストランに必要な内装工事の種類と費用相場
レストランの店舗内装工事には、どのような種類があるのか、費用がどれくらいかかるのかみていきます。
内装工事の費用は物件や場所、デザインによって大きく変わります。内装費用を抑えるためにも、しっかりと確認していきましょう。
レストランの費用相場
レストランに限らず、店舗内装で必要な工事や設備工事が多いほど、内装工事費は上がる傾向があります。
飲食店であるレストランは、厨房周りの給排水工事、電気配線工事など必要な設備工事が多く、他の業種と比較しても坪単価は高めです。
一般的な飲食店としてのレストランの内装工事費用相場は25万円~40万円、大規模なダクト工事が必要な焼肉店などは30万~50万を考えておきましょう。
なお、店舗内装工事に際して、複数の内装業者への相見積もりをおすすめします。見積書の見方については関連記事を参照してください。
レストランの内装工事の種類
内装工事の費用は居抜き物件を選ぶか、スケルトン物件を選ぶかで大きく変わります。
居抜き物件とは前の店舗の設備が残っている物件、スケルトン物件とは設備が残っておらず、コンクリート打ちっぱなしの状態の物件のことです。
それぞれに必要な内装工事の内訳をみてみましょう。
解体撤去工事費 | 既存の内装を解体、撤去、破棄する工事です。店舗の一部を改装したい時など、必要になります。 |
塗装工事費 | ペンキなどの塗料や珪藻土などの建材で、天井や壁、床を塗って仕上げる工事です。居抜き物件は、前の店舗のイメージが残りやすいですが、塗装することで印象を変えることができます。 |
クロス貼り替え工事費 | すでに壁紙がある壁に対して張り替えする工事です。クロスの貼り替えは、塗装よりも比較的安く施工できます。 |
雑補修費用 | 設備の破損したパーツや消耗品の交換や、建具の立て付けの調整といった補修工事です。 |
居抜き物件の初期費用はスケルトン物件と比べると抑えられますが、居抜き物件の状態や内装工事の内容によっても費用は大きく変わります。
また、居抜き物件では、前の店舗の設備を使う場合、造作譲渡料がかかることがあります。契約時にこの費用がかかるのかを確認しましょう。
居抜き物件を利用する場合、設備に不良がないかを事前に確認しましょう。後に不良が見つかり、使えなくなってしまうと、設備撤去費が余分にかかり、内装工事費用が高くなります。
スケルトン物件は、骨組みの状態から工事をするため、
図面作成費用 | 内装工事に必要な設計図や展開図にかかる費用です。 |
LGS・ボード工事費 | 軽量鉄骨下地や、石膏ボードで天井や壁を施工する工事です。 |
下地補強工事費 | 強度のあるベニヤ板などの建材で補強する工事です。 |
塗装工事費 | ペンキなどの塗料や珪藻土などの建材で、天井や壁、床を塗って仕上げる工事です。 |
左官工事費 | 珪藻土や漆喰などの粘性の高い建材を、天井や壁、床に塗って仕上げる工事です。 |
クロス貼り工事費 | すでに壁紙がある壁に対して張り替えする工事です。 |
タイル貼り工事費 | 陶片のタイル建材やタイル型の建材を施工する工事です。 |
雑補修費用 | 設備の破損したパーツや消耗品の交換や、建具の立て付けの調整といった補修工事です。 |
空調工事費/ダクト工事費 | 空調設備の設置や換気・排気の配管周りの工事です。 |
電気工事費用/電気配線工事費 | 電気や配線に関する工事です。 |
ガス工事費/ガス配管工事 | 物件内で給湯器やガスコンロなどのガス機器を使用する時、配管・設置する工事の見積項目です。 |
水道工事費/給排水工事費 | 物件内の給水管と排水管の引き込みや配管の工事です。 |
設備工事費 | 電化製品や照明器具、空調設備やトイレなどの設備を設置する工事です。 |
建具工事費 | ドアや窓などを開閉する仕切りの建具を取り付ける工事です。 |
サイン工事費 | 店舗の名前やロゴ、施設内の部屋番号などのサインを設置する工事です。 |
レストランの内装工事費用を抑えるヒント
店舗を開業する際には内装費用だけでなく、物件を借りる費用や設備購入費などさまざまな費用がかかります。費用を抑える方法を見ていきましょう。
内装材の費用を下げる
内装材の費用は素材や仕上げを統一すること、内装材の素材に量産型の商品を使うことで費用を抑えることができます。
機能性も豊富なので、場所に応じた使い方をして、内装材そのものにかかる費用を抑えましょう。
ただし、内装制限のある場合、希望の内装材が使えないケースもあるため、内装業者と相談しながら決めましょう。
設計デザインを同じ内装業者に頼む
内装のデザインや設計を行う会社は、3つのタイプがあります。デザインのみを行い、施工は別の会社が行う設計事務所、設計と施工を一括で行う内装会社、施工を主とした内装会社です。
費用を抑えられるのは施工を主とした内装業者ですが、ある程度、デザイン性にも期待したいのであれば、設計・施工を一括に行う内装業者をおすすめします。
なお、内装業者の選び方については関連記事を参照してください。
関連記事
複数の内装業者に相見積もりをする
店舗内装の見積は内装業者によって大きく変わるため、相見積もりをおすすめします。内装業者にはあらかじめ相見積もりであることは伝えましょう。予算や納期を明確に伝え、同じ条件下で比較しましょう。
まとめ
レストランの内装に取り入れたいおしゃれなデザインや、レイアウトで注意すべき点、内装工事にかかる費用をご紹介しました。
レストランの内装のレイアウトは、デザインと同じく、働きやすさ、機能性という点も大切です。
また、照明やインテリアひとつとっても、さまざまな種類や効果があります。
素敵なレストランをはじめるとき、内装工事でお悩みであれば、ぜひ店舗内装ラボにご相談ください。